29 暑いので 昼間の散歩を 夜にかえ 徘徊の噂 近所で始まる 素木出 独歩
29 暑いので 昼間の散歩を 夜にかえ 徘徊の噂 近所で始まる 素木出 独歩
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暑いので 昼間の散歩を 夜にかえ 徘徊の噂 近所で始まる 素木出 独歩
「体力向上」には、能力的負荷の70%の負荷をかけた運動が良いそうで、万歩計を携えながらまんべんだらりと歩く行為は「体力向上」には繋がらないとの研究論文もある。しかし、そうこう言っても、病後リハビリ目的の「体力向上」を望む高齢者は別として、「現状悪化」の予防を望む高齢者の場合には、「現状維持」のために歩くこと、まあカッコよく英語で言えばの「デイリーウオーキング」は、とても適切なストラテジーと言える。体力だけでなくメンタルな安定化を望むには、日光を浴びながらのうつ病の予防のためのウオーキングや、ボケ防止対策的社交性維持のためのおしゃべり友達とのウオーキングが挙げられ、それらのためはお天道様が高いうちのウオーキングが好ましい。しかし、しかしであるが、「夏の昼間」のウオーキングはとても暑く、場合によっては熱中症になる可能性がある。よって、「夏」は早朝か夜のウオーキングの方がよい。しかし、しかし夜の場合、独りで歩いており、その歩く姿があまりにもトボトボであったり、反射板や懐中電灯を忘れていたりすると、「この人大丈夫か?」と、誰もが思ってしまうものである。本人知らぬうちに、噂が先行してしまう。たとえそれが真実でも。
この短歌にあうイラスト募集しています。詳しくは、miwashiro@mx2.wt.tiki.ne.jp (岩城まで)