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41 リハビリに 精を出し過ぎ 慣れぬこと 筋を痛めて また痛み止め 伊丹重造

41 リハビリに 精を出し過ぎ 慣れぬこと 筋を痛めて また痛み止め 伊丹重造

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リハビリに 精を出し過ぎ 慣れぬこと 筋を痛めて また痛み止め    伊丹重造

リハビリは、病後に元あった状態に戻すことが目的である。つまり、なんらかの原疾患があり、それによって疼痛や機能障害や機能低下が起こり、それらからの回復を狙っての何かをする精神身体的な作業である。であるからして、「何もしなければ良くはならないから、そこにはなんらかの努力が必要である」という悲観的な現状を出発点として、努力をすれば良くなるという建設的な考え」に基づく医療理念である。もちろん、成長盛りの若者の場合、たいした努力をしたと思わない過程でも、心身ともに少しずつ負荷が貸されており、「努力をした」と本人が思わなくても、筋肉や神経や骨にとっては努力の効果が現れ、結果的に病気以前の状態、あるいはそれ以上の状態になる。

しかし、成長曲線を微分するとその傾きがマイナスになる年齢に直面すると、何もしなければ決して良くならないことに気がつくはずだ。

その解りやすい、いい例がダイエットである。若いときは、太っていたとしても、そこそこの努力で脂肪は減少して、男女問わずセクシーな身体になれた。「なれてない」という人もいるかもしれないが、そこは一般論として、まあ「なれた」としよう。

ところがである。この飽食の時代、年がいくと、ちょっとの努力ではお腹のぷよぷよは減少せず、自分で見ても「異性からの魅力はないだろう」という体型に、自然になってしまう。よって、ここには相当の努力が必要となる。この場合の体のシェイプアップのためのダイエットも、「肥満」とか、「メタボ」という疾患からの、広い意味でのリハビリの一つと定義できよう。

さて、ここではリハビリとして、解りやすい例での肥満とかメタボのリハビリとしてのダイエットを対象にあげたが、本当はそれ以外の種々のより重い病気の方が本当のリハビリとしての核心であることは間違いないことを強調したい。しかし、それらは、医療や福祉関係者であり患者や利用者と接している人か、あるいは身近な親戚等にそんな患者がいる人かでないと、なかなか理解しがたい。なぜなら、テレビドラマでの病院で歩行訓練をしている俳優を見るなどして勉強してはみても、それには切迫感がなくなんとなく白々しさを感じるからだ。

その点、西城秀樹の脳梗塞後のリハビリの報道状況は赤裸々であり、壮絶であった。彼は、全く元の状態までにはならなかったが、ステージには立つことはできるようになり、彼の意思の強さをそこから受け取ることができた。誰もがあのようにできるかというと、なかなかできないことだとうは思うが、でも、彼の実録映像は、脳梗塞後の片麻痺という病気を抱えた人にとっては、その大変さとその効果が、多かれ少なかれ参考にはなったと思う。

医療はかなり進歩したが、残念ながら脳梗塞などの障害は多くの場合、100%回復することは少なく、ある面ゴールポストをどこに置くかが落とし所となる。それに対して、骨折後拘縮してしまった筋肉を少しずつ伸ばしたり、曲がらない関節を少しずつ曲げたりするような、比較的わかりやりやすく、効果も現れやすい整形外科的なリハビリでは、ちょっとずつ階段を登るようで、やりがいもあり、ゴールポストも以前の位置に置きやすい。

しかし、物事には程度というものがあり、やりすぎた場合には痛みが強くなる場合も多い。「痛みが治りかけたので、さあリハビリをしよう」と考えて行ってみるも、病識がなく素人判断で行って、やり方が悪かったり、やりすぎたりした場合には、この短歌のごとき結果となることは良くあることである。やはり、そこは「先達はあらまほしき」で、金と暇はかかるが、リハビリの先生に相談し、メニューを組んでもらってそれをこなすようにするのが良い。

リハビリ効果で思い出したが、脳血管障害の後遺症で片麻痺があり、杖をついて普通の人の10倍もの時間をかけながらしか歩けなかったある中年の女性を知っている。この中年の女性はリハビリの先生に「これが限界」と言われ、数ヶ月間諦めていたようであるが、自分で模索して、加圧トレーニングを選択した。加圧トレーニングはトレーニング中に必ず痛みを伴うため、健常人でも、とてもとても苦痛ではあるが、彼女は耐えた。お陰で、杖をつきながら歩くスピードは一般人には劣るものの、一般人の1.5倍程度の時間で歩けるようになったため、家族に迷惑をかけずにすむようになリ、性格も明るく若々しくなった。その過程を長期にわたり横目で観察していた同じく加圧トレーニングのうつ病持ちの56歳の受講者は、先日能登半島珠洲ウルトラマラソン100kmを完走した。

それらのことから、加圧トレーニングはリハビリにはお勧めであると言える。それは、「痛みに耐えうれば」の話ではあるが。

この短歌にあうイラスト募集しています。詳しくは、miwashiro@mx2.wt.tiki.ne.jp (岩城まで)

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