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32 磨いたと みんなが言うも 磨けてず 再び教える 歯磨きの道

32 磨いたと みんなが言うも 磨けてず 再び教える 歯磨きの道

磨いたと みんなが言うも 磨けてず 再び教える 歯磨きの道  
            葉行 道子 吉継 (はぎょう みちこ よしつぐ) 

歯磨きほど簡単なことはないが、逆に歯磨きほど難しいことはない。なぜなら歯磨きをしない日本人はほとんどいなくて、それにもかかわらず多くの日本人の歯磨きが中途半端であるからである。

その理由のたとえ話をすると、以下の通りである。

3歳の子供に「掃除をしろ」と言って掃除機を渡すと、しばらく掃除機を一生懸命動かしている。その辺の動かしやすいところをしばらく動かしたのち、スイッチを切る間も無く、何か違うことしだす。当然掃除機を当てたところにはチリはなく綺麗になっているが、その他のところ、言うまでも無くほとんどのところは、掃除機をあてる前の状態と同じである。子供に聞くと「掃除した」といって、テレビを見ている。

多くの人の歯磨きがこの状態である。

つまりが、時間も十分でないし、どこを綺麗にしなければならないかもわかっていない。一般的には、正しい歯磨きの習慣づけなど、全くできていない。

部屋の隅々まで掃除できるには、その汚れた場所見分ける方法を教えてやって、その掃除の仕方、例えば狭いところはそれ用の掃除機ノズルに変えるなどの、場所場所に応じた方法論を、個人個人に教えてやらないと、掃除は上手にならない。

歯磨きも同じである。そして歯磨きでは、教えたことを最低1日一回の頻度で継続してもらわないと歯磨きをしているとは言えない。

人は何かにつけて、やらない言い訳を考える。 歯磨きも同じだ。

という意味において、歯磨きには再教育が必要なのである。

歯磨き教育にでは、厳しく注意したり、しかったりしてはいけない。淡々と事実を言って、そこを磨くためにはどのようにしたら良いかを気づかせることが必要である。そして、最終的には誉めてやって、後よしの法則で終わってやらなければ、患者は来なくなる。

つまりが「褒めてやらずば 人は磨かじ」である。その関連短歌は以下の通りである。

6 磨いてみせ 言って聞かせて 磨かせて 褒めてやらねば 人は磨かじ

この短歌にあうイラスト募集しています。詳しくは、miwashiro@mx2.wt.tiki.ne.jp (岩城まで)

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