ファイザー製の−70度保存のワクチンは、日本のような国でしか無理。
ファイザー製の−70度保存のワクチンは、日本のような国でしか無理。
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ファイザー製の−70度保存のワクチンは、日本のような国でしか無理だと思う。
理由は、以下。
日本は生魚、生野菜、生卵、生肉など、生にこだわった食材が多い。
また、蒸し暑さもあった為、江戸時代の夏に、富士山のどこかにある氷を、酔狂にも江戸まで運んで、あまずらをかけて食したぐらい、冷たさの維持に、頭を使ってきた。
その結果、クール宅急便のような、冷凍庫完備の宅配デリバリーサービスも、他国ではあまり見かけなが、日本では当たり前である。
そんなこんなで、冷凍技術は世界一だと思う。実際に、リニアモーターカーを動かすような、超電導の為の超低温技術も、世界一。
したがって、ー70度の冷凍庫も結構在庫がある。
その証拠に、笠置町は人口1200人しかいない町だが、このコロナ騒動の関係上、ー70度の冷凍庫が、お国から、タダでもらえることになった。
ワクチン保存の為だ。
普通の冷凍庫は−20度ぐらい。これに、凍結細胞を間違って保存したことがあるが、細胞は戻らなくなった。
細胞保存には−196度の液体窒素が理想であるが、−70度でも短期であれば、だいたい戻る。
そんなことはどうでも良いかもしれないが、日本には超低温保存用のワクチンのためのインフラは十分ある。
アフリカや、インドをバカにするわけではないが、実際に、そんな冷凍庫をすぐに支給できる国力は、ないと思う。
水道も日本ほど発達した国も、世界には少ない。
この水道を利用して、フロリデーションという、むし歯予防をやるべきだと思う次第である。
日本のすでにあるインフラを利用した、予防政策を。