14 銀杏散る 学校後の ホームには 日陰に そっと二宮尊徳
2016.11.22
カテゴリ:笠置百人一首
14 銀杏散る 学校後の ホームには 日陰に そっと二宮尊徳
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銀杏散る 学校後の ホームには 日陰にそっと 二宮尊徳
いわゆる老人ホームは、ある程度の敷地を必要とする。田舎では少子高齢化のせいで、学校は減り、老人ホームが増える傾向にある。
当然、学校址は老人ホームの格好の敷地となる。
校庭には、遊具がなくなり、松喰い虫にやられた大松が無くなってしまっても、それでも秋には銀杏が落下する大きなイチョウとポプラの木が残る。しゅろの木もある。それらの木陰にそっといるのは、二宮尊徳。
二宮さんを見上げながら大きくなった人たちは、二宮さんに見守られながら、そっと逝くのである。