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最良のむし歯予防方法水道水フロリデーションの国会答弁

最良のむし歯予防方法水道水フロリデーションの国会答弁

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2019/06/06 熊野正士参議院議員による水道水フロリデーションに関する国会質問がありました。

熊野先生は近畿大学医学部の放射線科元講師で、私も近畿大学で非常勤講師をしていますので、参議院議員当選前から、お話ししたことがありました。

医療格差解消とむし歯予防の問題に興味を示していただいていて、私たちの考えに賛同してくれました。

熊野議員のホームページここをクリック

画像の説明

厚生労働委員会 熊野正士参議院議員質問 令和元年6月6日

委員長 熊野正士君。

熊野議員 公明党の熊野正士です。

 まず、今日は虫歯予防について質問させていただきたいと思います。

 お配りをした資料の一枚目ですけれども、上段を見ていただいたらと思うんですが、これは要介護高齢者の方で、病院や施設と自宅を行ったり来たりする中で、三年半の間で多くの歯を失ったという事例です。下段が、これ歯根面虫歯と言われるもので、歯根部の虫歯ですが、歯肉が下がって歯根部に虫歯ができると。成人期、高齢期に多い虫歯だということ。これを基に、上段の方を見てもらうと、実は上段の右側の絵を見ていただくと、実は一部歯が残っているんですね。どういうことかというと、この根面虫歯がいわゆる進行して結局歯が折れちゃうというか、そういうことだというふうに何人かの歯医者さんに伺いました。

 で、ちょっとめくっていただいて、二枚目なんですけれども、これは11歳の男の子の口腔内の写真になっています。上顎の中切歯ですかね、と側切歯のこの四本がもうかなり進行した虫歯になっておりまして、大臼歯にも大きな虫歯があります。もう一見して口腔全体が劣悪な状態だということです。

 この男の子というのは、お父さんとそれから父方の祖母と三人暮らしだったそうですけれども、お父さんが長距離のトラック運転手で不在が多かったと。おばあちゃんも認知症を患っていらっしゃったようです。この男児もちょっと知的障害があったというようにお聞きをしております。で、ネグレクトのような状態だったというふうに聞いておりますけれども。

 こういった高齢者の方、そして子供といった形でこの虫歯というのがあるわけですけれども、おとつい、6月4日の日にう蝕対策ワーキンググループというところで報告書が公表されております。その中で、我が国の齲蝕有病率は、いずれのライフステージにおいても依然として高いというふうに記載があって、続けて、地域間や社会経済的な要因による健康格差も生じているとありました。

 その対策としてということで、報告書の中にあったのは、集団を対象としたポピュレーションアプローチを積極的に展開していくことが重要だと。さらに、WHOが推奨しているフロリデーション等、フッ化物の全身応用や成人期、高齢期におけるフッ化物洗口等のポピュレーションアプローチを検討していく必要があるというふうに記載をされております。

 そこで、ちょっと厚労省に伺いたいんですけれども、このフロリデーションなど、このポピュレーションアプローチの効果ということについて御説明お願いしたいと思います。

委員長 吉田医政局長。

吉田医政局長 お答えいたします。

 ただ今委員御指摘いただきましたように、私どもとしては歯科口腔保健を推進するということが健康寿命の延伸の観点からも重要であるという認識の下で、歯科口腔保健の推進に関するう蝕対策のワーキンググループを設けて、その報告書が6月4日、先ほど御引用いただいたような形でまとめられたところでございます。

 これを踏まえますと、私どもとしてこの齲蝕予防につきましては、今委員もそのポピュレーションアプローチの重要性、御引用いただきましたが、従来型の個人を対象としたハイリスクアプローチだけではなくて、まさに集団を対象としたポピュレーションアプローチを積極的にすべしというお話がございますし、また、フロリデーションなどフッ化物の全身応用あるいは生涯を通じたという意味では、成人期、高齢期におけるフッ化物洗口などのポピュレーションアプローチというものの重要性をこの有識者の方々から御提言いただいているところであり、これを踏まえて、重症化予防あるいは健康格差の縮小に寄与できるというふうに私ども認識しております。

委員長 熊野正士君。

熊野議員 このフッ化物応用などのポピュレーションアプローチは集団を対象としますので、 とりわけ安全性の確保といったことが重要になってくると思います。この安全性に関しては学術論文も多数発表されておりますし、また、このフロリデーションについてということで、ちょっと資料の三枚目には、実はもう世界の54か国で導入されておりまして、約4億人の方がフロリデーション実施されているということです。四枚目見ていただくと、例えばシンガポールとか香港ではもう100%の普及率と、アメリカでも総人口の66.3%というふうに出ております。

 こういった中で、安全性の確保に向けた調査研究あるいはリスクコミュニケーションも含めた情報発信の在り方などについても是非御検討いただければと思いますが、いかがでしょうか。

委員長 吉田局長。

吉田医政局長 お答えいたします。

 私ども、今年度から歯科口腔保健に関する予防強化の推進モデル事業というものを実施いたします。この事業の中で、先ほどの御質問でもありました、健康格差の縮小あるいは健康増進を目指した一次予防などの強化推進モデルというものを検討、実施する予定でございます。

 その中には、今おっしゃっていただいておりますそのフロリデーション、これは日本では行われておりません。齲蝕を予防するため飲料水にフッ化物を添加することという点についても課題の一つとして念頭に置いた上で、このモデル事業の検討、実施を通じて必要な国内のエビデンス、さらには外国事情などについても集めて、本事業において必要なエビデンスの収集というものを行ってまいりたいと考えてございます。

委員長 熊野正士君。

熊野議員 ありがとうございます。

 たしか約六千五百万円の予算だと思いますけれども、今年度、一次予防のためのモデル事業ということで今局長の方からお話ありました。これ、非常に大事だなと思っております。一次予防の重要性ということからすると、こうした事業はしっかりと腰を据えて継続的に是非行っていただきたいというふうに思うんですけれども、厚労省、いかがでしょうか。

委員長 吉田局長。

吉田医政局長 お答えいたします。

 このモデル事業につきましては、まず、モデル的にその事業をいろいろなポピュレーションアプローチを構築した上で、それを評価して横展開をして効果的な地域の取組を促すということが重要だというふうに思っております。その意味からも、歯科口腔保健の推進に関する法律という法律、2011年に作っていただき、それに基づき基本的事項というものを厚生労働大臣が2012年7月に定めております。これに基づいて各般の施策を進めているところでございますが、この歯科口腔保健の更なる推進に向けた取組も、この基本的事項の最終評価年度が2022年というふうに定めておりますので、それを念頭に置いて国としても必要な事業を逐次実施していけるように対応してまいりたいと思っております。

熊野議員 是非よろしく御願いしたいと思います。

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