トルコ人は日本が大好きだが、クルドは嫌い。
トルコ人は日本が大好きだが、クルドは嫌い。
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1993年にハンガリーのブダペストで国際免疫学会があり、発表するために行って、その後トルコ旅行をした。飛んでスタンブールから始まり、カッパドキアとかエフェソスとか地名は忘れたが現地ツアーで、アメリカ大陸を発見したコロンブスの感動に近いと、思いながらの個人的世界大発見でもあった。
ヤー、知らない文化に触れるということは、とても面白かった。上智大学からの女子大生にも出会い、パムッカレでは思わぬ水着姿も見させてもらって楽しい旅だった。
現地の人とも、現地の濃い酒を飲みながら結構議論を交わした。どの人もすごく日本人に対して、親しみというか興味を示してくれていた。
エルトゥールル号のことや、1985年のイランからの日本国民脱出におけるトルコ政府の協力の話を聞いたが、恐ろしいいことにどちらも知らない、アホな研究生だった。
と同時に、その時々のトルコ人は、クルド人やアメリカ人に対しては、とても不快な話をした。
印象としては、トルコ人の親日度と嫌クルド度はどちらもマキシマムと言う感じだった。
さて、日本でクルド人差別問題があるらしい。
日本人は、トルコ人は大好きだが、クル人ドは大嫌い。だから、日本人はクルド人を差別すると言うような理論展開に持って行きたいのだろうが、これにはかなり無理がある。
大方の日本人は、トルコ人とクルド人との違いがわからないから、差別しようがない。
トルコに2週間ほどいた私でも、わからない。
日本人は、どちらも大好きでもないし大嫌いでもない。「日本人とはちょっと違ったイスラムの人たち」というイメージで、国内で悪いことをしない限り、差別をしないと思う。
過剰反応をしない限り、淡々と事実を受け入れると思う。
いままで北朝鮮、韓国、中国からの「大嫌い」の意思表示も、淡々と受け入れてきた。
する必要もない反省をしながら。
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