歯科医師の食育参加はよくわからないが、海外との比較は経験した。
歯科医師の食育参加はよくわからないが、海外との比較は経験した。
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歯科医師の食育はどう参加して良いかよくわからないが、海外との比較は経験したのでそれを参考にしていただけたらと思う。
アメリカの公衆衛生局の研究所に留学していた時のこと。
家内の作ってくれた弁当を職場のランチルームで食べていたところ、周囲のランチタイマーから、注目されたこと、数十回。
周囲の、世界各国から来ていた同僚やアメリカ人の職員は、カップヌードルだけとか、ミニの人参だけぽりぽりとか、サンドイッチだけとか、加えればそれに、カップヨーグルトだけだった。
なんでこんな小食なのに、こいつらこんなにでかいんだとも思ったこともある。
今から愚考するに、腸内細菌が日本人のものは、ある面、非効率なのかもとも思う。
当時、弁当の蓋を開けると、まるで駅弁の中でも、とても珍しいものを開けた時のように、毎回、What is that? と聞かれていて、エビのてんぷらとか、すき焼き肉とか、トンカツとか、豆腐のあげたのとか、説明していた。
材料は何でどう作るのかと聞かれていて、慣れない英語で説明していたので、英会話の練習にはなった。
そんなことは、だんだんエキサイトしていき、私がランチルームに行って座ると、蓋を開ける前から、今日は何かという感じで、数人が覗きに来たこともある。
匂いが特徴的なので、ポットの中の、玄米茶の説明もしたこともある。
言っておくが、家内は普通の日本人主婦で、日本で弁当を見せびらかすことができるような料理人の前職ではない。
日本人にとっては特別な弁当とは思わなかったし、運動会などにはもっと、すごい弁当を作る習慣があるから、まあ普通。
でも彼らには、特別なものに思えたらしい。
いくら払うか?の議論にも、数度なった。
その時の即時のオークションは10ドルぐらいまで、言ったと思う。
その頃マクドのチーズバーガーが30セントだったから、日本円で3000円ぐらいかと、家内に伝えてやって、グリンカードとって、商売できるでと言ったものだ。
あまりにも盛り上がるので、私の中ボス(その時はチキンラーメンを食べていた)に、「プレゼントするから、明日はチキンラーメンはやめてね」と言ったこともある。
もちろん、持ち寄りパティーは大人気。
シアトルまで一泊二日で仕入れに行った時得た、サーモンやマグロやタコやイカ、カニ、アボガド、だし巻きを使った握り寿司はもちろん大好評で、何を作っても、日本食からなくなっていっていた。
20年以上まえの話だが、弁当や日本食は、家内をアメリカでスターにしていた。
そんなことを思い出させた動画である。
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