こんな便利なものはないと思うのがマイナンバーカード
こんな便利なものはないと思うのがマイナンバーカード
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私が米国に留学した時、留学といえども、給料をもらうので、納税の義務等も生じるせいか、ソーシャルセキュリティーナンバー(カード)というものを、交付してもらった。
そのカードは、名刺よりも薄いペラペラの名刺サイズの紙に、番号と名前が書かれているもので、パスポートや免許証と比べると、見た目ほんとうにしょぼいので、日本から来た私には全くその価値がわからなかった。
しかし、カードはしょぼいが、そのナンバーこそが、とても大切なもので、外国人といえども米国からいただける、合衆国公認の個人識別番号であることに気がついたのは、日本に帰国してからのことである。
その経緯は長くなるので、またの機会にするが、米国内では、あくまでも国内での話だが、日本国からのパスポートよりも大切なナンバーだったのだ。
しかしながら、米国出入国にはパスポートとビサの方が、このナンバーカードよりも大切で、J-1ビザの関係で、不手際な事をしてしまい、悲しいいかな、米国入国拒否されたこともある。その時は、関空からシアトルに向けての飛行機で搭乗拒否され、いくら米国からの書類IAP-66を見せても無理だった。しょんぼりと京都まで帰って、義理の姉の家に一泊、泊めてもらい、その後実家の岡山に帰って、ビザの手続きが完了するまで、約一週間居候した。
それは、まあ今からでは笑い話となっていて、留学する人への、ある面アドバイスにもなり、失敗談としてはとてもおもろいが、それはまあ、またの機会にする。
そんな留学でのエピソードから思うに、セキュリティーから考えて、日本人も何か統一された番号があってもいいとは思っていた。
そしてそれが、納税関係と医療福祉関係を結びつけたことに、その良さを感じるのは、普通の医療人である。
これで手続きは簡単、不正利用もできない。よき納税者が得する制度。
私の歯科医師の友達では、マイナンバーカード、顔認証、保険証廃止にの流れに対して、不満を言っている者は、今のところ誰もいない。
ただ、みんな、いきさつが早急過ぎたのではと、同情はするし、寝たきり老人はどうするかとか、生活保護はどうするのだとか、諸問題をひきづりながらのことに関しては、不安視というよりも、今後の検討を期待している。
でも、こんなに便利で、不正利用をできなくする制度はない。
最近整形外科に受診したが、初診であっても、すんなり。
通常、初診なら、1時間近く待つこと多いが、30分ぐらいで診てもらった。
理由は簡単。簡単にカルテの表表紙ができるからである。
どんなグループが反対しているかをよく見ると、世の中の仕組みがわかる。
話は変わるが、日本の健康保険制度ができた時、社会保険が先行し、数年遅れて、国保制度ができた。
そのため、ある時期は、保険証を持たない国民が半分いて、その人たちは保険が効かないので、社会保険を持っている人の、保険証を借りて、偽名で医者にかかっていたことが通常であった話を、父親から聞いた。
全くの違法行為だが、誰も咎めるものはいなく、医者側も、OKだった。
理由は、社保と国保の施行年月のずれという不備があったからである。
この悪しき習慣は制度が整備確立されて、無くなったが、近年、アンダーグラウンドな問題としては、燻っている。
違う人の受診、偽保険証流行、薬の横流し、外国人の家族の医療保険の不正利用などである。
顔写真のない保険証の偽造なんか、私でもできると思う。
スキャナーとコンピューターと印刷機があるからである。
郵便局で保険とか通帳を作るとき、健康保険証が証明書になるが????
今はマイナンバーがないとできないのかな?
反対する勢力や、マスコミは、こんなところに関しての組織と結びついているのでは思ってしまう。
日本人は性善説な人が多いが、グローバルな時代では、少なくとも制度上は性悪説に則って、制度を定めないといけないと思う。