ラグビーは武士道に似ている
ラグビーは武士道に似ている
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剣道の試合で勝ったからといって、礼式を終わらないうちにすぐさまガッツポーズを取ったら、勝利を取り消されることもある。
ラグビーではそこまではないが、イギリスで生まれたラグビーはなぜか、そこそこ紳士的なスポーツで、日本の武道の精神と共通するところがある。
多分歴史的に、生死を伴う戦いから生まれたことと、騎士(紳士)の精神からのことだと思う。
試合前も、ノーサイド、試合後もノーサイド。
国や家や個のために戦うからには、恨みつらみもあります。それはさておき、決着がつけば、争点に関してはあきれめます、あるいは、こちらの通りでいかせてもらいます。
今後、争点以外は、人として付き合いましょう、という精神なのだろう。
死に直結するようなスポーツは、己の鼓舞を除いては、そうあるべきだと思うが、スポーツ化するほど、それが失われていく。
柔道をみてそう思う。日本は、スポーツ化する競技に、日本古来の武士道を伝えるべきだと思うが、ラグビーではうまくできそうというか、ラグビーそのものにその下地があって、うまく調和したと思う。
柔道は、世界に広がったが、柔道でなく、JUDOUになってしまっている。
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